お直し
お直し
ご縁があり皆様がお作りになられた御念珠は、材質を吟味し生涯のものとしてお作りさせていただいております。
時としてお直し、又、改めて開眼供養が必要になる場合があると思いますがその際弊社が承ります、改めての開眼供養については前田和慧住職により再開眼供養の上お手元にお届けさせていただいております。
*手直しが出来ない場合も御座いますので御了承願います。
《曼怛羅念珠の場合》
貫線(ゴム又は紐の部分)・金箔・お磨き・皮膜処理・編み込み
(房取替えも含む)珠を足す・珠を減らす・18金の珠の取り替
え・等が主なお直しとして多いようです。
その他のお直しについても承ります。
◎貫線(ゴム又は紐の部分)
腕念珠の貫線は特別に作ったゴムを使用致しておりますので大変丈
夫ですが天然石との組み合わせのためどうしてもお直しの時が来る
と思われます。
お直しは最優先にてさせていただいております。
◎金箔
元の金箔を取り除き掃除し新しい金箔を押し一日乾燥いたしますの
で3~4日のお時間を頂いております。
◎お磨き
特に瑠璃(ラピスラズリ)が多くこの石は真珠や珊瑚と同じ取り扱
いが必要でどうしても汗や衝撃に弱く、侵食している場合が多いよ
うです、そこでお磨きが必要となりますが汚れや油脂を取り除いた
後に全て手磨きでさせていただきます、その際僅かなサイズダウン
がありますが極力変わりない様にと心掛けております。
(お磨き前 ⇒ お磨き完了)
◎皮膜処理
先ず汚れを落とし染み込んだ油分を取り除かなくてはなりません。
この工程も特に瑠璃に施されるものでお磨きと併用してはじめて効
果的であると言えます。以前の処理より堅牢な皮膜が出来汗には特
に効果が有り長期にわたり汗を遮断します但しいくら硬い皮膜を
作っても厚みは僅かですので常時おきる衝撃などには充分気おつけ
ていただくことが必要だと思います。
(メタルの時計バンドのようなものなど)
◎珠を足す・珠を減らす・18金の珠の取り替え
このお直しでは、珠を減らす場合は一両日で出来ますが珠を足す・
18金の珠の取り替えになりますと未だお性根入れされてない珠が
入る為、再お性根入れが必要となります但し既にお性根入れされた
予備の珠をお持ちの方は必要がありません。
◎編み込み
これは曼怛羅本連の場合ですが、良く拝みこまれた御念珠は弟子珠
の振り分け部分や房などが弱くなったり部分的に絹糸の切れが生じ
てきますこの場合に房の取替えも含めた編み込みが必要となります
《問い合わせ》
電話 058-324-8597
業務 午前10時より午後6時迄
休業日は 第2土、日曜日、祭日
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